「演劇」タグアーカイブ

KOKAMI@network vol.13 「朝日のような夕日をつれて」

実際に見てきたのは8月上旬で、今更だけどメモ。

「朝日のような夕日をつれて」は第三舞台の旗揚げ公演且つ代表作で、初演が1981年・今回17年振りの再演となります。
私が自由に舞台を見に行けるようになって初めての第三舞台は、封印公演だったんですよ…。
当時はなんのことやらよくわかってなかったけど、高校生の時、演劇部でお世話になった先生からも「『朝日』はスゴイ」という話を聞いてたり、その後DVD BOXを二つとも買って各バージョンを繰り返して見てきた私にとって、はじめての! 伝説の! 生「朝日」です!

KOKAMI@network vol.13 「朝日のような夕日をつれて」
紀伊國屋ホール開場50周年記念公演
作・演出:鴻上尚史
http://www.thirdstage.com/knet/asahi2014/

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シブヤ大学オープンヴィレッジ「繭(コクーン)から生まれる熱いドラマ~ シアターコクーンの挑戦 ~」に参加してきました

舞台を見るのが好きです!
とはいえ、それほど見に行く回数はそれほど多くないのですが…
下北や新宿あたりの小劇場も好きだし大箱の商業演劇も好きで、ここ数年はNYLON100℃/ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏の作品をよく見に行っています。
氏の演出した「祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜」(2012)は、休憩2回4時間半の長丁場だったにもかかわらず、疲れも感じず夢中になって見ました。

その公演が行われたシアターコクーンの内側を見ることができるというイベントを偶然知りました。
★<2限目>繭(コクーン)から生まれる熱いドラマ ~ シアターコクーンの挑戦 ~ | 授業紹介 | Bunkamura25周年記念企画 オープン!ヴィレッジ

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U-1グランプリ CASE05 「ジョビジョバ」

@赤坂RED/THEATER

すこし昔の話を。
関東地方の端っこに住んでいた大学生の時、深夜テレビからジョビジョバにハマって一度だけ池袋で舞台を見ました。一般発売の電話が奇跡的に繋がってチケット入手に成功したのです。
演目は「MonkeyMind」。“アキラ”をキーワードにしたコントのオムニバス、それがひとつの物語に収束していく――。
「ロクタロー」もそうだったけど、音楽と映像と合わさって非常にかっこよくて…!! その上おもしろい! その当時の私としては、結構衝撃的な観劇体験でした。
その日は、最後まで見てしまうと自宅最寄り駅からの終バスがなくなるから、時間になったら会場を出ようと思ってたのに動けず。結局、駅からは1時間近く歩いて帰りました。今思えばちょう危ないし、なんで夜公演取っちゃったんでしょうね…。
生で見たのはそれが最初で最後。その後のテレビ番組はあまりジョビジョバの良さが生かされてないなぁ…と思ってるうちに解散してしまったのでした。

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で、復活です! やっぱり嬉しかった。昔のビデオをたまに見たり、U-1グランプリも見に行ったりしていたので。
狭い劇場なので心配だったけど、運良くチケットはすんなり取れました。当日は桟敷席も階段の補助席もぎっしり。大人気だね。

スクリーンには過去の映像と西暦、円陣を組んでいつものかけ声、そうして6人のシルエットが写った幕が落ち、ステージが始まる。あいかわらずこのへんの映像をあわせた演出がかっこいい。
昼ドラ・2時間ドラマでの立ち位置を理解してるハセ、8割真実な「役者・坂田聡」、ショートプログラム猪木の六角さん、暴走キャラに住職キャラが重なって謎の進化を遂げてる明水さん、髭と恰幅のいいおなかの「石黒」石倉さん、いまや俳優としても脚本家としても売れっ子なのに特製マッコルリを飲み干すマギー。それと、登場した途端にボタンがはじけるしgdgdな福田さんw でも福田さんがいなかったらU-1もこの日もなかったかと思うと、ありがたいなぁ~。

寺尾聰(マギー)が「ルビーの指輪」をレコーディング、なのに寺尾さんがなかなか歌わない、というコントがあるんだけど、これ、「MonkeyMind」のときに”布施明”でやったコントと一緒だー! あのときもディレクター坂田さん、エンジニアハセ、歌手マギーで、歌うのは「マイウェイ」。知らなくても問題ないけど、知ってる人はちょっと嬉しくなる、ってのがいいね!
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“ねずみの三銃士”第3回企画公演「万獣こわい」

@PARCO劇場

パルコ・プロデュース”ねずみの三銃士”第3回企画公演「万獣こわい」を見てきました。

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とある喫茶店にて、経営者である訳あり夫婦(マスター:生瀬勝久/妻ヨウコ:小池栄子)のもとへ、切羽詰まった様子の女子学生(トキヨ)が飛び込んでくる。夫婦は監禁事件の被害者だった彼女を助け、犯人であるヤマザキは極刑に。その数年後、喫茶店へ再びトキヨが訪れたことからすべては狂い出す。
「わたし、おふたりに恩返しがしたいんです!」
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