@紀伊國屋ホール
この封印解除・解散公演は、封印公演を一緒に見た友だちと見に行きました。
その友人は私に舞台の楽しさを教えてくれた人。
出会って19年、封印公演は10年前、そして今友人のお腹の中には赤ちゃんがいる。
時間が経つ、ってこういうことなんだよなぁ。昔は分からなかったことが、今なら分かるよ。
オープニング、全員喪服で登場。劇団の最後を送るかのよう。
死んでしまった人が書いていたblogやSNSはどうなる? そこに残された言葉は、見る人が居なくても永遠に残り続ける。おそらく作者が死んでしまったであろうBlogで公開されている「希望という名の惑星」という小説、それがおもしろいんだよ……。
という夢を見ていた、とある地球から遠く離れた惑星の若者。その星で起きる地球人兵士の大量自殺の原因を探るために、地球から科学者がやってきて――。
最初は設定が見えずに戸惑ってしまったけど、SF仕立ての物語に今の日本の基地問題や原発問題等々が投影されている。