大学生の時、ひとり映画はしごツアーをしている時期がありました。
数ヶ月に一度、都内まで電車で2時間半ほどかけて出て、単館系の映画館を2･3箇所回るのです。確かネスケ4が最新だったような、そんな時代。雑誌ぴあを買って、小さな記事からどれがおもしろそうか想像を膨らませて、計画を立てておりました。
妙なアンケートにつかまってビルの一室に連れて行かれたり、終バスを逃して最寄り駅から自宅まで1時間かけて歩いたり、色々あったけど楽しかったな。後に就職したとき、ちょこっとだけど都内の電車とか地理が頭に入ってたのも今思えばよかった。
そうやって見た映画の一本が今 敏監督の「PERFECT BLUE」でした。