友達から借りた「服部」のカセットテープで出会い、「夢で逢えたら」のオープニング「スターな男」でハートを打ち抜かれ、それ以来私の10代はUNICORNと共にあったと言っていい。もーーー、ほんとうに大好きだったんです。呆れるくらいに。
解散で灰になり「何を楽しみに生きたら…」と凹んだころ、ちょうどその時始めたばかりの部活が面白くなってきたお陰でなんとか持ち直して。ソロも追っかけてたけど、他の音楽もたくさん聞くようになって、好きなバンドも増えた。でも、大きな喪失感は残ったまま。

で、復活後、私の初ライブはさいたまアリーナ1日目。
始まるまではなんだか現実味がなかったんだけど、照明が落ちて、オルガンが聞こえて、歓声が上がって、ギターが聞こえて、歌声が聞こえたらもうだめですよ。泣きますよ。号泣ですよ。
その後は泣いてるどころじゃないくらいほんとうに楽しくて、だけど時々また涙がこぼれて、それからまた笑って…、という感情大爆発な3時間でした。
解散前より、「シャンブル」聞いた当初より、今が一番好きだと思う。16年前の解散は本当に悲しかったけど、今この音楽を聴けることが本当に幸せです。私も進化したいもんだ！

「40歳問題」連動コンサートに行ってきました。
「40歳問題」という映画から派生したイベントです。
何故行ったかと言えばスネオヘアーが出てたからです！

セットリスト
1.ストライク
2.現在位置
3.言いたいことはいつも
4.ナロウカーブ
5.フォーク
6.バースデー
7.こうしてはいられない
今年はイベントでしかスネオを見てなくて、曲数が少なかったりアコースティックだったりで物足りない感がずっとあったんだけど、この日のライブはそれを払拭できました。久々に聴けたフォークも良かったし、最後の「こうしてはいられない」が良すぎ。下ネタはいつも通りだけど、その後のリリーさんが更に上をいってたのでぜんぶ霞んだ！

ただイベントとしては、非常に、びみょうな…。
なんなの？っていう。アウェイ感というか距離感というか…。
渋公で、客席全員座ってる前でスチャダラがライブ、とかほんとなんなの？
メインであるはずの浜崎×桜井×大沢のライブもギター破壊しか頭に残ってない。曲なんか全く頭に残ってない。
もうポカーンですよ。いたたまれない。

「あなたにとって40歳とは？」と問いかける静かで真面目な映画の予告編とライブのテンションが繋がらない。
わーっと盛り上げたいのなら渋公なんかじゃなくてAXとかスタンディングの会場でやればいいのに。

人生80年とするならば、40歳はちょうど折り返し地点。バンドブームを20代で過ごしたミュージシャンの、40代の音楽と人生とは、的なテーマはすごく面白いと思うのに。なんか非常に残念なきもち。