シベリア少女鉄道vol.28「たとえば君がそれを愛と呼べば、僕はまたひとつ罪を犯す」

最終日に見に行ってきました!
@赤坂RED/THEATER
公演は終了していますが、以下ネタバレを含みますのください。

家庭の事情などで別れてしまった男女。
彼は遠くへ引っ越し、彼女は職場の上司と結婚した。
「非通知・ワン切り」で電話がかかってくると、彼女は「海浜公園」へ駆けだしてしまう。
だって、それがあの頃の彼の「きっかけ」だったから――――。

不本意ながらも別れてしまった2人の不倫劇と、
彼=先生の退職のきっかけとなった生徒の自殺をめぐるサスペンスを軸にお話が進む前半。
その枠組みはそのまま、狂い出す後半。ただの地獄。

キャッチコピーやモノローグで繰り返された「ただ、きっかけを待っている――――」という言葉の通り、きっかけにまつわるお話なのだろうな、というのは何となく分かっていました。
が、ここまでぶっ壊れてるとは…!! 分かっていても、ここでこうくるのかなというのが予想がついたとしても何の意味も無い。ただただおかしくて笑い転げてしまう。

全登場人物が「このきっかけで、これ」というものを持っていて、本来のきっかけと間違え続け、ロボット?ゾンビのように、またきっかけを待ち続ける。
「えっ」
「あっ」
それでも進行してゆく。収束しない。終わらない。これ、いつまで…?
というところで、舞台上の全てが○○○○スイッチのように、「ハッピーエンド」に向かって組み立てられていく。
全てのピースがはまって、彼が最後に叫ぶセリフには思わず涙がこみ上げる。
遠回りしたね、でも、最後はハッピーエンドで終わったね!

私的最高傑作「永遠かも知れない」を思い出しました。
(「永遠かも知れない」はビデオ上映でも見て記憶が補強されてるので余計に思い入れが強いのです)

はーやっぱり最高だった。次も絶対見に行く!


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