シブヤ大学オープンヴィレッジ「繭(コクーン)から生まれる熱いドラマ~ シアターコクーンの挑戦 ~」に参加してきました

舞台を見るのが好きです!
とはいえ、それほど見に行く回数はそれほど多くないのですが…
下北や新宿あたりの小劇場も好きだし大箱の商業演劇も好きで、ここ数年はNYLON100℃/ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏の作品をよく見に行っています。
氏の演出した「祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜」(2012)は、休憩2回4時間半の長丁場だったにもかかわらず、疲れも感じず夢中になって見ました。

その公演が行われたシアターコクーンの内側を見ることができるというイベントを偶然知りました。
★<2限目>繭(コクーン)から生まれる熱いドラマ ~ シアターコクーンの挑戦 ~ | 授業紹介 | Bunkamura25周年記念企画 オープン!ヴィレッジ

「 舞台芸術に触れる第一歩として、初心者にもわかりやすく、気軽に楽しめる内容を目指します」という、ライト層の私にはたいへんありがたいポイント!
見るのも好きだけど、作る側にもちょっとだけ興味はあるので、これだけ大きくて素晴らしい劇場の中の人のお話が聞ける機会ということで応募してみました。結果当選! やった!

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5/26(月) 当日。
まずは客席前方に着席して待機。空っぽの舞台をぼんやり眺めて待つと、シブヤ大学の方とコクーンの方が登場し、舞台前方のスクリーンが降りる。
今回のイベントの簡単な説明の後、「今日は、ステージの上に客席を用意しました」。
すると、スクリーンの奥に照明が入り、いつのまにかステージ上に椅子が並んでいるのが見えるという、こんなところから心憎い演出!
で、全員ステージ上へ移動して、座学の時間。

シアターコクーンは、芸術監督制(現在は蜷川幸雄氏)をとる中規模劇場で、特徴は「熱い空間・やわらかい劇場」、チャレンジ精神・冒険心を持ち続けること、とのことです。
そこで、①変形する劇場②表現する劇場③挑戦する劇場の3つに分類した、これまでの舞台の映像を鑑賞。
①ではセンターステージ4面客席にした「マクベス」など、②ではステージ上に水を張り、搬入口が開く演出もあった「メディア」など、③ではトータル10時間半という上演時間だった「グリークス」など、ひとつひとつの映像は短かったけれど、作品によって様々なかたちに挑戦しているのがわかります。舞台と客席が可動式になっているので、必要なときは回り舞台を作ったり、水を張れるようにしたり、舞台上に客席を作ったり…

そのあとは、2グループに分かれて、私の居たグループは先に2階の客席へ。そこで質疑応答。
中2階席と2階席があって、サイドには立ち見席もあるバルコニー席があって、全体を包むように配置された客席はまさに「コクーン=繭」。江戸の芝居小屋のような雰囲気と、ぐるりとかこまれた人の体温による「熱い空間」を想定して作られているそう。

次は、ステージ下手袖から楽屋見学へ。入り口には 「着到板」という、会社でいうタイムカードのような、参加者の名前が書いてある名札が用意されていて感激!
この楽屋エリアは写真撮影OKあったのでばしばし撮らせてもらいました。個室楽屋のライトがいっぱいついた鏡の前で女優ぶった写真も撮ってもらったんですが、アップは不可だそうで。残念w
廊下は上手と下手をつなぐ通路も兼ねていて、洗濯機やシャワーがあって、神棚もあって、その横の掲示板にはwifiのパスワードが掲示されていて、これ、実際の公演中は相当カオスなんだろうなぁと思いを馳せたり、ケータリングのコーヒーがあつあつでなかなか飲みきれなかったりしてるうちに時間切れ。じ、じかんたりない…。

そこから奈落へ、奈落からステージ前方のせりへ移動し、ステージと同じ高さまで上げてもらうと、もう一つのグループとステージ上で合流。最後に全員でカーテンコール体験をさせていただきました。
照明が落ち、音楽が流れ、全員でステージ上へ移動、緞帳が上がって照明がカットインすると、スタッフのみなさんが客席でスタンディングオベーション!
ドヤ顔で手を振ると緞帳が落ちて…客席ではなぜかアンコールw
隣の人と「す、すごいですね」と顔を見合わせて笑ってしまう(まんざらでもない)。
最後の最後は、搬入口を開けて、スタッフの皆さんもあわせて全員で記念撮影。

作る側からの視点をすこしだけでも知ることができて、非常に充実した楽しい授業でした!
お芝居を見に行くとき、演出やキャストが誰かっていうことは気にしていたけど、劇場の特色とかはあんまり考えたことがなかったな。
今度からはそういうことを考えて見に行くとまた違った発見がありそうで、お芝居を見に行くのがよりいっそう楽しみになりました。

★<2限目>繭(コクーン)から生まれる熱いドラマ ~ シアターコクーンの挑戦 ~ | 授業レポート | Bunkamura25周年記念企画 オープン!ヴィレッジ


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