「星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会」

世田谷文学館で行われていた「星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会」を見に行ってきました。
>>世田谷文学館

クラフト・エヴィング商會は、装丁などのデザイナーでありクリエイターでもあり小説家でもある、 吉田浩美さんと吉田篤弘さんによるユニットです。
私が彼らを知ったのは、今から10数年前。職場で流れていたJ-WAVEで紹介されていたのが最初でした。そのとき紹介されていた「クラウドコレクター」を買って、その世界観にすぐに魅了されました。
最近は小説が多かったので、しばらく動向を追っていませんでしたが、twitterで展覧会の情報が流れてきたのを目にして見に行ってきました。

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最初のエリアは、棚卸しされた作品が入った小さな白い箱が積み上げられています。
今まで本の中に出てきた「ないもの」たちがそこにはありました。触ってみたくなるけど、がまん、がまん…。たまに本物の古道具も混ざっていて、自分がどちら側にいるのか分からなくなるような、余計にこの世界観の中に浸らせてくれます。

2つ目のエリアは、街灯が照らす黄昏時の路地。
そこは「クラフト・エヴィング商會」の存在する街角。隣には古書「一角獣」。ショーウィンドウにはカフカや稲垣足穂と並んで、「らくだこぶ書房21世紀古書目録」に出てきた「大丸先生黒板傑作集」が並ぶ。
その横にクラフト・エヴィング商會。ウィンドウの中にはクラウドコレクション! 雲砂糖やムーンシャイナーも!!ああ、この街角にずっと立っていたい。この中に入りたい。
その横の商會の工作室は、いまちょっと店主は留守にしてます、といった作り。
壁にたくさんのメモが貼られていて、たまにどきっとするような言葉が。覚えているのは、
「本当にそうか?」
「つまらないことのおもしろさ」

3つめのエリアでは、商會の作品が並びます。これまで出版された書籍。ちくまプリマー新書の表紙コレクション。それと、新作であるCDドラマ「天国の探偵」。ちくまプリマー新書の一覧は圧巻です。

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会場限定の「昼と夜のライスチョコ」をおみやげに。

クラフト・エヴィング商會の作品はいつも物語の入り口を与えてくれる。大好きな世界の中に入ることができて幸せな時間でした。
まさに「ベスト盤」。展覧会図録の「星を賣る店」では展覧会の中身を網羅しています。

星を賣る店
星を賣る店

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クラフト・エヴィング商會
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館内は撮影禁止でしたが、こちらのブログに展示の様子が紹介されていました。


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